私たちはアラフィフの共働き夫婦です
アラフィフで注文住宅を建てるにあたり、私たち夫婦のテーマは「家事ラク」と「老後も快適に暮らせる家」でした。
「家事ラク」に関してはまた別の記事であらためてお話しさせていただこうと思いますが、「老後の快適さ」というのと「家事ラク」というのは、結果的につながっているように思います。
「老後の快適さ」というところでまず頭に浮かぶのが「バリアフリー」という言葉ですね(#^^#)
最悪、車いす生活になった時を想定して家づくりを考えていきました
そこでとにかく、段差のない家にしたいというのが絶対条件でした。
平屋にしたのも、もちろんそのためです。
夫ははじめて見学に行った住宅メーカーのモデルルームで、秘密基地感満載のロフトが気に入り、ロフトを欲しがりましたが、
階段は絶対ダメ!
と言って、断固拒否しました(笑)
我が家にある段差は、玄関の上がり框、LDKとテラスの段差、それと外のアプローチから玄関ポーチに上がる3段の階段のみです。
家の中には段差は一切ありません
そしてもうひとつ、老後を考えてこだわったのが、各部屋のドアです。
我が家にあるドアは、
- 玄関ホールからLDKへの入り口
- 玄関ホールから寝室への入り口
- 寝室からウォークインクローゼットへの入り口
- LDKから和室への入り口
- LDKから洗面室への入り口
- 洗面室からトイレへの入り口
- 洗面室からランドリールームへの入り口
- 浴室の入り口
以上の8か所です。そして、
この8か所すべてのドアを「引き戸」にしました
ドアの種類で主なものは3つあります。
- 開き戸
- 引き戸
- 折れ戸
開き戸は前後に開閉するので、そのためのスペースが必要になります。
車いす生活を想像したときに、その開いたドアが邪魔になりそうな気がしました。
ですので、最初の設計の段階で、
「ドアはすべて引き戸でお願いします」
と伝えていました。
設計士さんは、私たちの希望通り、ほとんどのドアを引き戸で設計してくださいました。
ただ1か所、浴室のドアだけが開き戸になっていました。
浴室の内側に開くタイプの開き戸。
モデルルームなんかで開き戸になっている浴室をいくつも見ていましたので、開き戸もオシャレだし良いかもな~と、初めは思いました。
それに、引き戸にすると4万円くらい価格が上がると言われ( ゚Д゚)当初、かなり予算オーバーで不安になっていた私は、その4万円がすごくお高い感じがして、
折れ戸には絶対したくないし(掃除が大変そうだから)浴室だけなら開き戸でもいいかな
と、心が揺らぎました(;^ω^)
でも、ここで夫が一言
お風呂も引き戸にしないと意味ないでしょ!
そうなんです!私は4万円の価格差に気を取られ、大事なことを忘れそうになっていました!
私は事前にちゃんと、ネットでこういった口コミを見ていました。
だから、家のドアはすべて引き戸にすると決めていたのでした(*ノωノ)
価格帯で言うと、折れ戸が一番安く、次に開き戸。引き戸は一番高いです。
でも、老後を快適に過ごす家ということになると、やっぱり引き戸がいいと思います。
ちなみに、玄関だけは引き戸にはしませんでした
その理由は開き戸の方が「気密性が高い」からです。
最初は玄関も引き戸がいいかなぁと思いましたが、住宅メーカーの営業の方が、
「引き戸はどうしても気密性が低くなるので、玄関にはあまりお勧めしません」と言われました。
このように、「老後を快適に過ごす家」のために、ドアを全て引き戸にしたわけですが、
これは「家事ラク」にもつながっています(#^.^#)
我が家の引き戸は扉の上にレールがある「上吊り戸」を採用しています。
下にレールが無いということは、レールにホコリがたまることが無いということです。
掃除の苦手な私にとって、このレールの掃除が無いということはとてもありがたいです(*^^)v
ちょっとお高いですが、ドアは引き戸にされることをおススメします(#^^#)
2023年5月31日 追記
段差がないって、ほんとサイコーです(≧▽≦)
最初は、ピットリビング(床に段差をつけて他のスペースよりも低い位置に作られたリビング)もオシャレだなぁなんて思ったりもしましたが・・・いやいや!フラットにして正解だったと、3年住んで思います(*^^)v
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