私たちが、家を建てたいと思い始めてから実際に住み始めるまでに、約3年くらいかかりました。
3年を長いと思うか短いと思うかは人それぞれかと思いますが、私の感覚では満足のいく家づくりのために必要な十分な時間だったという感じです。
私たちは夫婦共働きで、子どもはいません。
仕事が終わって家事が終わればあとは自由時間。
3年間の自由時間をほぼ家づくりに費やしたような気がします。
というか、「費やせた」という方がいいのかもしれません
もっと若い世代で、小さい子供がいたりすると、大人の自由時間はだいぶ削られるでしょう。
特に最近は共働き家庭が多いですから、主婦は、外で仕事して、家でも家事育児に追われて、そんな中で新しい家のことをゆっくり考える時間がどれくらい持てるでしょうか・・・
私たち夫婦は二人とも家づくりに興味関心が高く、とにかく時間があればユーチューブでルームツアーをみたり、インスタで家の外観デザインをみたり、室内のインテリアを見たり。
見れば見るほど自分たちの家づくりに対する希望もどんどん出てきてとても楽しかったです
もちろん雑誌や本も色々見ました。
そんな中で、家づくりのために、とても役に立ち、なおかつ楽しかったのが、
正直、住宅メーカーのモデルルームは、自分たちの実生活とはかけ離れた点が多いです。
家の広さは広めだし、設備はとにかく最新のものだし、「そりゃこんな家に住めたらサイコーよね」という仕様になっていて、時には、ここまでの設備いる?みたいなのも結構ありました(;^ω^)
でも、大人も子供も、ちょっと現実逃避できて楽しい場所ではあります。
ちょっとしたテーマパークみたいなものですね( *´艸`)
ですがそもそも、モデルルームが設定している家族が、夫婦と子供2、3人の家庭。
平屋のモデルルームはほぼありません。
私たち夫婦二人とは必要とする部屋数が違いますし、希望の広さやこだわりたい部分が違います。
個人のお宅の住宅完成見学会は、子供がいる世帯もあれば、私たちと同じアラフィフ夫婦二人が建てられた家とか、これから結婚して子供を産む想定で独身女性が建てられた家とか、いろんなバージョンを見ることができました。
2階建てもあれば、平屋もあって、それぞれ、その土地にあった間取りの工夫や、その家庭のこだわりを見ることができ、とても参考になりました。
実際に住まわれる家なので、一番参考になるのは、一つ一つの空間の広さです。「リビングダイニングの広さ」「寝室の広さ」はもちろん、「玄関の広さ」「トイレの広さ」「ランドリールームの広さ」「浴室の広さ」「庭の広さ」「駐車場の広さ」
そしてもう一つ、「色」です。
外壁の色や、床板の色、壁紙の色など、色こそ、ネットの画像や雑誌の画像だけでは事足りません。
なぜなら、実際の部屋の広さや、使われている照明の色によって、見え方がまったく違うからです。
我が家は積水ハウスで建てたのですが、自分たちが家を建てる前に、積水ハウスの平屋を3件、二階建てのお宅を1件見学しました。
実際自分たちの家を設計する段階で、営業の方に、「あの時見学に行ったお宅の玄関は狭く感じたので、あれより広くしたい」とか、「あの時見学したお宅の壁紙の色はどの色ですか?」など、より具体的に話ができたので、我が家が出来上がった際には、ほぼ自分たちのイメージしたとおりの物ができました(*^^)v
注文住宅の良さは、施主次第でどんな風にでもできる、というところにあると思うのですが、ホントに1件1件、工夫やこだわりが違って、リアルな生活を想像しながら見ることができますし、毎回とても楽しかったです。
主婦目線で言えば、キッチンはそれぞれのご家庭で選ばれているキッチンのメーカーや設備が違っていて、みなさん、色んなことを考えて選んでいるんだなぁと感心しました。
自分も取り入れたいものを考えるヒントになりましたし、床の色や壁の色に対して、キッチンの色がどんな風に影響しているか、なども見ることができて、本当に参考になりました。
夫婦でお休みの日は、ぜひ住宅完成見学会に足を運ばれることをお勧めします!とにかく
なのです(#^^#)
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