我が家は建坪25坪の平屋です。
この25坪というのは「コンパクト」サイズと言えるかと思います。
決して広くはない家ですが、視覚のトリックで広く見せる工夫をしています。
工夫その①
大き目の窓を設置
我が家のLDKは22畳です。
LDKとしてはそれほど広くはないと思うのですが、初めて遊びに来た友人は、LDKへの扉を開くと必ず、「広っ(+o+)」と驚きます。
実際の22畳よりも広く見えるのでしょう(#^.^#)
おそらく、扉を開けて真正面に大きな窓があり、視界が抜けるのだと思います。
これが一面壁だったら・・・と想像すると、逆に実際より狭く感じたかもしれません。
吹き抜けにされる方も多いと思います
リビングや、玄関を吹き抜けにすることも考えましたが、我が家より先に家を建てた弟夫婦が、リビングに吹き抜けを採用したところ、空調が効きにくく、冬が寒いと言っていたので、我が家では採用しませんでした。
こちらは我が家の玄関です。
玄関もそれほど広くありません。
土間が1.5m×1.5m、玄関ホールも同じく1.5m×1.5mくらいです。
玄関を開けると目の前に大きな窓があります。
そのおかげで、明るく、視界が抜けることで、開放感があります。
ですので、実際の広さより広く感じます。
これが全部壁だったら、なんだか行き止まり感がありますね(;^ω^)
ちなみに、この窓の向こうには、私が育てている薔薇が見えるようになる予定です。
次にトイレです。
トイレは一般的な広さです。
こちらも大き目の窓をつけました。
すりガラスになっていますし、窓の向こうはお隣さん宅の壁なので、人目も全く気になりません。
実は私は、極度の閉所恐怖症です。
設計の最初の段階では、画像の半分くらいの窓になっていました。
インテリアコーディネーターさんに、私が閉所恐怖症であることを伝えると、
「じゃあ、トレイの窓は大きい方がいいですね」と言って、すぐに変更してくださいました。
玄関も、トイレも人感センサーになっているので、暗いときは自動で照明がつくのですが、どちらも大きな窓のおかげで、昼間は照明が要りません(#^.^#)
工夫その②
高い位置に収納を作らない
私は身長が156cmです。
背が低いので、これまでずっと、高い位置にある収納には、普段使わないものをしまっていました。
そしてそのまま放置(;^ω^)
何を置いていたかも忘れる始末。
なので、家を建てる時は、
できるだけ高い位置に収納を作らない!
と、決めていました。
これから年をとれば、高い位置の収納は益々使わなくなるだろうし、高い位置の物を取ろうとして、足を踏み外したりしたら・・・(>_<)
キッチンのカップボードの上に、収納を作られる方多いと思うんですけど、我が家はカップボードの上には何もありません。
そのかわり、キッチンの後ろが収納になっているタイプを選びました。
私はストックが嫌いなので、カップボードの下の収納で十分足ります。
食器類も、普段は夫婦二人だけですし、お客様が一度に大勢集まることもそんなにありません。せいぜい5~6人です。
なので、食器類はカップボードの上の段と、キッチン後ろの収納だけで納まります。
リビング収納が必要といわれますが、我が家の場合は、リビング収納に収めるようなものは、キッチン後ろの収納と、和室の押し入れ、テレビ台の収納で十分。それでも余裕があるくらいです。
最近では、飾り棚やニッチが人気の様ですが、掃除が苦手なので、使うかどうかわからないようなニッチ(棚)も作らず(誇りがたまるとイヤなので)とにかくスッキリした作りにしました。
その分開放感が感じられて、部屋が広く見えるのかもしれません
工夫その③
建具(ドア)の色は壁と同じに
我が家の壁は寝室の1面以外、全て白です。
床は、玄関とLDKは「アカシア」で、寝室が「ウォルナット」です。
建具の色を決める際、営業の方が、
「壁の色と同じにするか、床の色と同じにするか、どちらかが基本ですねぇ」
と言われました。
壁の白い中に、ブラウンが入るより、白で統一した方が、スッキリ見えるような気がして、迷うことなく壁の色と建具の色を同じにしました。
以上が、我が家が取り入れた、視覚のトリックで空間を広くみせる工夫です。
ちなみに、リビングのカーテンと、玄関のロールスクリーンも、壁と同系色にしました。
窓を大きくすると、必然的に、カーテンも広い部分を占めるので、カーテン選びもけっこう重要です(;^ω^)
カーテンに関する記事も公開していますので、よかったら下のリンクから覗いてみてください。
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